Instagram
LINE

Scroll

オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年10月

第21回就労支援雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社RELIFE、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“自分仕様”~

 

「自分に合う仕事がわからない」「体調が波打つ」「応募が怖い」。
それでも、はたらくことをあきらめないために——。就労支援は、仕事探しだけじゃなく、自分のペースづくりを一緒に設計する伴走です。

1|就労支援ってなに?3行でわかる📝

  • 準備:自己理解・生活リズム・スキルの棚卸し。

  • 実践:職場体験・実習・求人開拓・面接練習。

  • 定着:配慮事項の言語化、短時間勤務からの拡張、職場側の学び直し。
    → ゴールは**「合う環境×続く働き方」**を見つけることです🎯

2|最初の一歩:自己理解は“メーター化”から ⛽

  • 体力メーター:午前/午後/夕の調子を10段階でメモ。

  • 刺激メーター:音・光・におい・人の会話量への耐性をチェック🔊💡

  • 集中メーター:25分/50分ブロックでどこまで集中できる?

  • 回復メニュー:歩く・伸ばす・水を飲む・深呼吸など“3分で戻せる”行動をリスト化🧘‍♂️
    → メーターは支援計画求職条件の核。数値で語れると、配慮提案が通りやすいです。

3|“得意の原石”の見つけ方💎

  • 反復が苦にならない/細かいズレが気になる→検品・データ整備

  • 人の困りごとを先読みするのが得意→受付・カスタマーサポート

  • 一人でコツコツ→バックオフィス・ルーティン

  • 感覚の引き出しが多い→デザイン補助・写真編集

  • 文章で考えを整える→ライティング・マニュアル作成

“好き”より**“続けられる”**がスタート地点。小さい成功を積むのが近道です🏁

4|スキル学び直し:3×3の設計📚

  • 3領域:①PC(タイピング・Excel/スプレッドシート)②コミュニケーション(報連相・チャット運用)③セルフケア(睡眠・食事・薬)

  • 3週間:週3回×3週間で基礎→応用→模擬業務

  • 評価:速度より正確性、成果物より再現性を可視化。
    → 例:Excelは表作成→関数(SUM/COUNTIF)→在庫管理の模擬まで。

5|職場体験の“勝ち筋”🎯

  • 事前に配慮カードを用意(音・休憩・指示の受け方・得意/不得意)。

  • 到着→準備→作業→振り返りをルーチン化(5分ノート🗒️)。

  • 体験終了後は上司と支援者と三者で“事実だけ”振り返る。感想より行動/時間/結果で。

6|働き始めの“つまづき”あるある&対処🙈→🙌

  • 朝の波:10:00始業×短時間から。プレコアタイム(15分早出して脳の準備)も有効⏰

  • 指示の抜け:口頭→チャット/メモに変換。1タスク1メッセでログ化🧾

  • 雑音ノイキャン・耳栓・パーテーション、会議は録画/議事録を後追い。

  • エネルギー切れ11時・15時の補食(ナッツ・ゼリー)。低血糖は集中の大敵🍫

7|支援機関の“上手な使い方”🏢

  • 就労移行/継続支援、ハローワーク、人材紹介、自治体の相談窓口など。

  • 担当者に“メーターの変化”を毎週共有。計画は“固定”ではなくチューニング

  • 公共・民間の資格講座(PC・簿記・Web)と模擬就労をセットで活用。

8|企業との“合意形成”は小さく具体的に🤝

  • 作業範囲:どこまでが自分、どこからが他者?

  • 意思疎通:チャットでの反応速度・スタンプ運用・即レス不可時の合図⏳

  • 休憩:時間・場所・取り方(“座位→立位→歩く”の3段階)。

  • 評価:週次の**KPT(Keep/Problem/Try)**で着地をそろえる。

9|リモート×オフィスのハイブリッド🖥️🏢

  • 在宅:集中作業・クリエイティブ

  • 出社:オンボーディング・関係構築・会議

  • 週2回の**“見える日”**を作ると信頼残高が貯まりやすい💳

10|ミニケース:週20時間から正社員へ🌱

背景:体調の波でフルタイムは難しい20代。
施策:10-15時勤務・タスクは30分ブロックで切る・週1在宅。配慮カードを導入。
結果:4ヶ月で遅刻ゼロ、精度99.5%。半年後、時短正社員に。
→ “働く=8時間”という固定観念を外したら、扉が開きました🚪✨

11|まとめ🌈

就労支援は、あなたの取扱説明書を一緒につくるプロセス。
数字で自分を知り、小さな成功を積み、周囲と合意を重ねる。
“自分仕様の働き方”は、きっと見つかります。焦らず、でも一歩ずつ👣

 

 

apple-touch-icon.png