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オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2025年6月23日

第14回就労支援雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社RELIFE、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~喜び~

 

就労支援の現場には、毎日たくさんのドラマがあります。履歴書を初めて書けたとき、面接で笑顔が見えたとき、そして「働けました」と報告をもらったとき
それらの一つひとつが、支援者にとっても深い“喜び”とやりがいとなります。

ここでは、就労支援事業におけるさまざまな喜びを、現場目線でご紹介します。


1. 「できない」が「できた」に変わる瞬間

利用者の中には、長年引きこもっていた方、障害によって働くことをあきらめていた方も少なくありません。
そんな方が、初めて作業に参加し、初めて「自分の力で誰かの役に立った」と実感する。

そのときの「うれしい」という笑顔――それは、支援者にとっても胸を打つ瞬間です。
“人の成長を目の前で見られる”という仕事は、他にそう多くありません。


2. 小さな目標を一緒に達成するよろこび

就労支援では、「いきなり正社員」は目標ではありません。
むしろ、「朝10時に来る」「3日連続で作業を続ける」など、小さな達成の積み重ねが大切です。

その小さな「できた!」を一緒に喜ぶことで、利用者は自己肯定感を少しずつ回復します。
支援者自身も、「一緒に歩んでいる」という実感が喜びとなるのです。


3. 家族や地域の笑顔につながる

ある利用者が「ありがとう、息子が笑顔で帰ってきました」と保護者から言われたとき、
その支援者は涙をこらえながらこう思ったそうです
「就労支援って、本人だけじゃなく家族や地域も元気にできるんだ」と。

「働く」は、単にお金を得る手段ではなく、“つながりを取り戻す”手段でもあるのです。


4. 社会への貢献を実感できる

企業と連携し、利用者が職場に溶け込んでいく姿を見ると、
「この人がいることで会社が少し明るくなった」
「支援の仕組みが社会の一部になっている」と感じられます。

支援者自身が、「社会を支える一員」としての誇りを持てる
これこそが、就労支援事業が長く続く理由かもしれません。


就労支援の仕事は、日々の苦労もあります。
でもその先にあるのは、「人の可能性を信じて支える」ことで得られる、かけがえのない喜びです。

誰かの「働きたい」という願いに寄り添い、「働けた」という希望に変えていく。
それは、誰かの人生を少しずつ、でも確実に変えていく尊い仕事です。

 

 

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