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オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2026年10月

CLAS-LABのよもやま話~ チームで働くうえで大切な「引き継ぎ」~

皆さんこんにちは!
合同会社CLAS-LABです

チームで働くうえで大切な「引き継ぎ」 就労支援をつなぐ情報共有

就労支援の現場では、複数のスタッフが利用者の方と関わります。作業を一緒に進める人、相談を受ける人、活動の記録をまとめる人。それぞれが違う場面を見ているからこそ、情報をつなぐことが大切です。

その役割を果たすのが「引き継ぎ」です。今日気づいたことを次に担当するスタッフへ伝え、利用者の方が毎回同じ説明をしなくても、安心して活動を続けられるようにします。✅

出来事だけでなく、状況も共有する

「作業が進まなかった」という一言だけでは、その日の様子は十分に伝わりません。作業の内容が初めてだったのか、説明の途中で迷う場面があったのか、疲れを感じていたのか。次の関わり方を考えるには、状況が必要です。

引き継ぐときは、見聞きしたことを具体的に伝えます。「最初の工程は一人で進められた」「次の工程で手順を確認した」「休憩後は落ち着いて再開した」。そうした情報があれば、本人に合う説明や作業の進め方を考えやすくなります。

本人が話した言葉と、スタッフが考えた理由を分けて記録することも重要です。思い込みで状況を決めつけず、次の担当者が改めて本人に確かめられるようにします。⚙

うまくいった工夫を次につなぐ

引き継ぎは、困ったことを報告するためだけのものではありません。うまくいった方法を共有することで、利用者の方が安心して取り組める場面を増やせます。

「口頭の説明に加えて手順を見せると分かりやすかった」「午前中は集中して取り組めた」「作業の区切りで声を掛けると休憩を取りやすかった」。このような情報は、次に担当するスタッフにとって大切な手がかりです。

できたことを共有する際には、本人がどのように取り組んだかも伝えます。スタッフ間で見方をそろえることで、次に会った人からも具体的な言葉で成果を伝えられます。✨

本人の希望や相談内容を大切に扱う

活動中に、今後の働き方や生活について相談を受けることがあります。その内容を次の支援に生かすためには、必要なスタッフへ適切に共有することが大切です。

ただし、本人が話してくれたことを、関係のない人にまで広める必要はありません。何を、誰に、どのように伝えるかを考え、本人の気持ちにも配慮します。相談を受けたスタッフだけで判断せず、必要に応じて責任者やチームで確認します。

「前に話したことを覚えていてくれた」と感じられることは、安心して相談できる関係につながります。その信頼を守るためにも、情報の扱い方を丁寧に考えます。

担当が変わるときに確認したいこと

同じ日の中でも、作業場所や担当スタッフが変わる場合があります。その際は、現在取り組んでいる作業、どこまで進んだか、次に確認してほしいことを伝えます。

たとえば、新しい作業を始めたばかりなら、どの手順を一緒に確認したかが重要です。本人が休憩したいと伝えているなら、その希望も次の担当者へ渡します。曖昧な引き継ぎによって、同じ説明を繰り返したり、本人の意向と違う進め方になったりしないようにします。

聞く側も、「分かったつもり」で進めず、不明点をその場で質問します。短い確認の積み重ねが、落ち着いた活動につながります。☎

記録を、次の支援のために使う

日々の記録は、その日に何をしたかを残すだけではありません。時間をかけて見返すことで、得意な作業や疲れやすい場面、本人の希望の変化に気づけます。

そのためには、初めて読むスタッフにも分かる書き方が必要です。「頑張っていた」だけでなく、どの作業を、どのような方法で、どこまで進めたのかを記します。後から振り返る際にも、具体的な記録が役立ちます。

就労支援は、スタッフ一人の考えだけで進めるものではありません。さまざまな場面で見えた利用者の方の姿を持ち寄り、本人の希望を中心に、次の一歩を考えます。そのための引き継ぎを、日々の大切な仕事として積み重ねていきます。⭐